台形テラス屋根の隙間問題を完全解決!職人技の調整技術
15年ほど前にアプローチや植栽、駐車場を施工させていただいた尾道市のH様邸から「リビングの掃き出し窓の目隠し+日除け+雨除けを何とかしたい」というご相談が。
まずは施工前。
お施主様がご自身で目隠し+日除け+雨除けのセットを工夫して作っておられました。
リビングの掃き出し窓から上に見えるのはテント屋さんが制作したオーダーテント。
しかし年月が経過して傷んできたこともあってダラ~ンと垂れ下がったりだぶつきに雨水がたまったりカビが生えたり…という状況でした。
掃き出し窓の前は…
ここから工事に入ります。そして…
完成!
一見三平では「ありがち」なパターン?
そう見えているのは細部に至るまで細かな工夫があるからなんです!
板塀の下のコンクリート擁壁が道路との境界にありますが敷地がナナメになっており
敷地の形状に合わせて実はウッドデッキも台形のデザインになっています。
ちなみにこのように「一部が平行ではない」台形の敷地は業界用語で「バチってる」と言います。三味線のバチが「末広がりで、台形に見える」というところが由来みたいですネ。
そんな台形の敷地ですがテラス屋根の形状はどうなるの?
ご安心ください!パネルが三角に切れているのが見える通り敷地の形状に合わせて屋根を斜めにカット!擁壁に柱を立てて台形の屋根を取り付けました。
左に見える目隠し板塀も天然の木で。掃き出し窓への視線をカットします。
実はここから細部の工夫。
一般的に屋根は先端に向かってナナメに下がっていきます。本来なら今回の場合奥側に比べて出幅の長い手前側の方が先端に向かってより下がるため板塀と斜めになるテラス屋根の先端の隙間が細長い直角三角形になって見栄えが悪くなってしまう…。
そうならないようプロならではの工夫が。
という具合に手前側の家への取り付け位置を微妙に高く設定することで隙間の形状が直角三角形になるのを防ぎ「一定の間隔の隙間に見える」という仕掛けをしてあります。
徹底的に「違和感のない隙間」にこだわった職人技です!
なおテラス屋根は熱線遮断ポリカですがテントシートに比べると掃き出し窓への日射でどうしても夏は暑い…。リビングが暗くなるためブラックポリカは使えません。ということで夏の暑さをしのぐためシェードを検討中という状況です。
H様、ありがとうございました!
参考にしていただけたら嬉しいです(^^)/













