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玄関先の来客を出迎える1坪の坪庭

玄関先の来客を出迎える1坪の坪庭 第1弾

ここは何?これから庭を造ります。
このくぼんだ一坪のスペースに造ります。
このスペースは玄関から見えるような設計になっているので、来客時玄関に立っていると目に入ってくる場所。
「バシッ!」っと決めなきゃなりませんね!
頑張るぞ〜〜〜(^o^)丿 オ〜〜〜!


玄関先の来客を出迎える1坪の坪庭 第2弾

正真正銘の一坪の坪庭。
第1弾での写真は何がなんだかわからない写真でしたね。
実際のあの角度からは見えなくなるのですよ。だって建物の中から見えるように造るのですからね(^o^) あのくぼんだ場所に造りますから〜   

そして今回の写真です。この角度は建物側からの写真です。
まさに一坪なので、これ以上うしろに下がって撮影できません(ーー;) お許しを・・・・。
うしろの竹垣は、うしろの景色を隠す為に施してあるのです。
ただし適度に日が入り暗くなりすぎないように、また風通しをよくするために下部には四つ目垣を組み込んだ物にしました。
この辺のちょっとした配慮が仕上がりに大きく影響します。

くらま石の手水鉢、下草も少し植え込んでいます。これから役石で造り込んでいきます!
ですが・・・チラチラ見える後ろの側溝とグレーチングが気になりますね〜。
結構目立ちますね〜(ーー;)。
「この辺は何とかしてくれますよね〜?三平さん!あのままじゃかっこ悪いですよね〜」
ハ・・・・ハイッ・・・・・(-_-;)


玄関先の来客を出迎える1坪の坪庭 第3弾

完成いたしました。
蹲、ほぼ基本的な手法でスタンダードな形での施工です。
第3弾で見えていた側溝とグレーチングが見えなくなっていますね(^^)/

ただスペースの関係で、両脇の役石(手燭石、湯桶石)がありませんね(-_-メ)あとは大体基本的な蹲です。・・・と、スタンダードとか基本の形とか言っていますがそれは現代のスタンダード?私のスタンダード?基本だと思い込み?など等よく分かりませんが、実際に深く歴史をさかのぼるとこんなのは基本でもスタンダードでもないかもしれませんね。

蹲は、江戸時代中期以降には千利休が基本みたいな物を考え、造り、称えて?いたとされていますが、その頃の蹲はこんな形ではなかったようです。
水が流れてくる筧(竹から水が落ちる仕掛け)も、水道のない時代にはほぼ無理。いや湧き水が来ている敷地以外ほぼ無理。手水鉢に水を溜めてあっただけです。
手燭石、湯桶石などもなく、縁石程度の構えだったと思われます。
ただ今は今、基本や歴史を無視するわけではないですが、過去を知りながら現代に生かし造っていくことが大切ですね。
完成です!(^o^)丿


玄関先の来客を出迎える1坪の坪庭 第4弾

おまけ!
建物の中から見るとこんな感じに見えます。
夕方、暗くなるとスポットライトで全体を照らし、かなり雰囲気が良いですョ(^.^)
 
ムードがありますョ!
和風の坪庭でムードなんて言ったら怒られるかな?(^^ゞ

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