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洋のエクステリアに調和する、お茶室前の和のお庭(三原市O・N様邸)

洋のエクステリアに調和する、お茶室前の和のお庭 第1弾

この度紹介させていただく工事はお庭です。
外構(エクステリア)と、庭の工事を比べると年々お庭の工事が増えていっていますね。

中庭とこの通路のような細い庭を施工いたします。
この細長い庭に面している部屋がお茶室なので、蹲(つくばい)を組む事になりました。
とは言えこの細い庭に沓脱ぎ石を設置するのは至難の業。
家を壊さないように、恐る恐る↓・・・・・

うわ〜〜〜〜〜(>_<) 狭いーーーーー!
クレーンで石を吊り搬入しますが、軒があるため生垣を越える事が出来ません(~_~;)
石を吊ったまま、奥から斜めに搬入します。結構怖かった・・・
こんな時のクレーンオペレーターは大体わたくしめ・・・
別にクレーンの運転が上手な訳でもないんですが、私自身が好きなんです。
こういった少々挑戦みたいな感じと緊張感が大好きです。

反対側から見ると・・・
このヒラドツツジの場所に蹲(つくばい)が来る予定です。

生垣を少々短めにしてスペースを造ります。
明日は本格的に形が見えてくるでしょう~(^_^)vお楽しみに~


洋のエクステリアに調和する、お茶室前の和のお庭 第2弾

前回命がけで沓脱ぎ石を設置し、蹲(つくばい)の工事に取りかかった所でしたね。

まずは蹲周りの役石を配します。蹲の周りの石は全て理由があったり、決まりがあります。
そんな決まりをある程度守りながら・・・あくまでもある程度ですが・・・

役石を大まかに分けると・・・
水をためるための手水鉢(ちょうずばち)。
冬の茶事の際にお湯の入った桶を置く石の、湯桶石(ゆとういし)。
夜の茶会の際に手燭を置くための手燭石(てしゃくいし)。
前にある石で、客が手水を使うために乗る台となる、前石(まえいし)。

大体どれがどの役石かお分かりでしょうか?初めて見られる方は分かリにくいかもしれませんね。

それから飛び石を大まかに置き、配しかたを決めます。
もうこれだけで、なんだか和風の庭〜っぽくなってきたでしょ。
ここから飛び石を決めて、竹垣も造ります。
あとは下草類や砂利などを敷きこめば完成です!

次回は、蹲以外の庭を紹介させていただきま〜す。


洋のエクステリアに調和する、お茶室前の和のお庭 第3弾

おっと!やっていますね〜。
洋でも和でも似合う、イブシ色の乱形煉瓦ですね。
わざと隙間を大きくあけ、ラフな雰囲気で造ります。
まだセメントが乾いていないので黒〜い感じですが、これからクッキリ良い感じ〜に仕上がっていくでしょう。

その次は裏の坪庭に続く園路です。
こちらも鉄平石で少しラフな雰囲気を造っています。
実際には裏の坪庭には続いていないのですが、庭から見える部分だけの施工でも見るからに繋がっているような、奥の庭が気になるようなそんな仕掛けですね。

大方の構造物の工事は終わるのですが、植栽工事が季節的に一切仕入れを止めていましたので、これから仕入れを始め植え込みます。
おたのしみに〜(^。^)


洋のエクステリアに調和する、お茶室前の和のお庭 第4弾

さて完成に近づいてきましたよ。

裏庭を道路側から見た写真です。基本的なエクステリア工事(ブロックやフェンスの工事)は終わっていましたので、我が三平は中庭のみの工事になります。
勝手口の門扉を開けると園路が始まります。

園路からメインテラス↑に到着!
テラスですが、道路からの目隠しで板塀を取り付けようかという計画もあります。

テラスからは、玄関から見える坪庭に行く園路もあります。
こうやって、何気なく園路を造ってあると気になるでしょ?
この先には何かがありそう!
何かがあれば見てみたい!
あ〜見てみたい、見てみたい・・・!
今晩眠れない・・・
って感じですよ!(^^)! 名付けて「寝不足園路」にしましょう。イミフメイ・・

逆側にもう一つの園路。
これは前回紹介いたしました「蹲」の辺りに行きます。実際には立水洗への園路です。
これまた「寝不足園路パート2」。

そして蹲の完成写真です。
お茶をされるお施主さまも「蹲があればいいな〜」と言われていましたがスペース的にも狭く、難しいかな?と諦めかけておられました。
ちょっとしたアイディアで雰囲気の良い、小ぶりでまとまった蹲ができ上がり大変喜んでいただきました。

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